出来るオンナが男で苦労する理由
最近は自営する女性も増えて、わたしが起業した10年前に比べると、独立起業女子がすごく増えたと思う。
各種SNSを見れば、自分の専門分野で活躍する女性のさまざまな活動を、写真と共に目にすることが出来る。
・マッサージ
・エステ
・カウンセラー
・占い師
・カメラマン
・ウエブデザイナー
・オリジナル商品の販売
これだけにとどまらず、この仕事からどうやって収益あげてるのだろう?というような、昭和世代のわたしには考えも及ばないような新しい仕事もとても増えたと思う。
女性が社会で活躍することは素晴らしいことだ。
だけどわたしは思う。
それに伴って、パートナーシップの悩みを抱えている女性も激増しているだろうと。
女性が出来る存在になって、仕事がうまくいけば行くほど、男性との関係は微妙になる。
なぜなら今日これから書く、この様な問題が間違いなく発生するからだ。
仕事が出来る女性というのは非常に聡明だ。
学力がある人ももちろんいるだろうが、それだけではなく、素アタマがいい。
洞察力に優れ、時代の流れを読むことにも長けていて、コミュニケーション能力も高く、おまけに忍耐強い。
そう。
成功者としての資質を必ず持っているのだ。
ある意味当たり前だ。でなければ、仕事で大成功など出来るわけがない。
ところが、である。
問題はここからで、じゃあそんな聡明で素アタマがよくて、やる気も前向きな気持ちもあり、忍耐強い女性に釣り合う男性は、いったいどこにいるのか?という話である。
実はこれは出来る女性にとってはゆゆしき一大事なのである。
なぜなら、そんな女性に釣り合う男性というのは、現代の日本にはものすごく少ないからだ。
こんなことは言いたくないが、世の中のほとんどの男性は、女性は(特に自分の女は)自分より出来る存在であってほしくない、という潜在的欲求がある。
なぜなら、自分より全て出来てしまう女性の前では、自分の男性としての存在価値がなくなってしまうからだ。
出来る女性というのは男性にとって、絶対に隠しておきたい、特に女性には絶対にバレたくない無意識の本音をむざんにも打ち砕いて、踏みつけていく存在だ。たとえ女性には全くその気がなくても。
そう。
傷ついて勝手に反応しているのは、男の方なのに、出来る女性はそこに対しては自分ではなすすべがない。
出来る女性はありのままでいるだけで、ほとんどの男性から敬遠される存在になってしまうのだよ。
(集まってくる男はクレクレ星人か?空気の読めない変な人か。)
さぁ、どうしよう?
出来るオンナは決断しなければならない。
あなたと同じような立ち位置にいる、同じ程度の規模で成功している男性は、すでに既婚者か? もしくは、こんなこと言っては悪いが、鼻持ちならないただのスケべな中年のおじさんにしか見えないかもしれない。
もしあなたがすでに既婚者なら、横にいる、去年と、なんならおととしから何も成長していない、成長しているのはお腹周りの脂肪だけな配偶者は、眉間にしわを寄せたくなる対象にしか見えないかもしれない。
それでもあなたは決断しなければならない。
その聡明さで。
・パートナーシップをあきらめて、生涯仕事に生きてひとりでいるか?
・それとも、何か別の方法で、自分にあったパートナーを見つけていくのか?
・あなたにすでに配偶者がいるのなら、そのパートナーはおいていくのか?(離婚)それとも自分が変わるのか?
サラリーマンだった時よりもずっと上がった収入を、今更夫のためにサラリーマン生活に戻り、手取りいくらだった頃に戻る覚悟があなたにはあるのだろうか?
その時あなたはどうするのか?である。
実は解決する方法は、ある。
あなたのものの見方を変えるのだ。
・あなたの仕事
・あなたの収入
そのような現実的な視点からあなたは、見えていない世界・心のことに目を向ける必要がある。
聡明なあなたはすでに気が付いているかもしれないが。
これからパートナーを求める人は、そういった視点からパートナーを選ぶことをお勧めする。
探さなければいけないのは、実は肩書きでも相手の収入でもない。(でも収入はあまり格差がないことをお勧めする。)
その人が見えない世界で何を大切に生きている人なのか?そこが自分とマッチしているのか?
そんな視点ででも探さない限り、社会的には出来るオンナに仕上がってしまったあなたの未来はないに等しい。
これからの時代、現実的に見えることだけで誰かを判断することは、大切な何か?を見ていない・見落としていることと同じだ。
・あなたのハートが本当にもとめているもの。
・あなたの本質がイエスと言っているもの。
それを自分で知らない限り、自分を幸せにするパートナーシップは見つからないだろう。
相手を探すまえに、あなたがあなたをしっかり知っている必要がある。
パートナーシップにおいて、何が大切で、何が嫌なのか?
そうでないと、ただただ状況に振り回される結果に終わる。